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この図は矯正治療によく使用される装置の各部分の呼び方をわかりやすく書いてあります。
※この図をみながら壊れた場所、痛いところを電話で説明して下されば適切な処置をお伝えします。

矯正装置の名前と説明

(1)バンド
大臼歯の歯の周りに巻く金属の帯

(2)パワーチェーン
歯を並び変えるためのゴム

(3)アーチワイヤー
歯を並び変えるためのワイヤー

(4)ブラケット
歯またはバンドに取り付ける金属のアタッチメント

(5)結紮線
ブラケットとアーチワイヤーを結ぶ金属の線

(6)ヘッドギアチューブ
上顎の6歳臼歯のブラケットの最も太いチューブ

(7)フック
輪ゴムをかけるための金属の突起物

D.B.SD.B.Sイメージ

D.B.Sをした時PDFファイルはこちら
いよいよお口の中に取りはずしのできない装置がつきました。
最後までよい状態で治療が進められるよう、次のことに協力してください。

使用時間

1)初めて装置をつけたり、針金をつけた日から3日間位(成人では5日間位)、歯がしめつけられたり、浮くよ  うな痛みを感じることがあります。
  これは歯が動き始めるための周りの組織の反応で、個人差がありますが、避けることの出来ない痛みで  もあります。日がたつにつれて段々楽になってくるので最初軟らかいものを食べるようにして下さい。

2)装置を気にして無理にいじらないで下さい。

3)粘着性のある食べ物、例えばガム、キャラメルなどは食べないようにして下さい。
  また、固いおせんべいやリンゴなどは小さくして食べて下さい。前歯で大きいまま噛み切ると装置が壊れ  ることがあります。

4)次のような場合には出来るだけ早くクリニックに連絡して下さい。
  ・装置をつけた後、我慢できないほど強い痛みがあり、なかなか治らない時
  ・装置が外れたり、針金が切れて邪魔になる時
  ・その他、何か心配なことがある時

5)口内炎が出来やすい人や装置が当たって気になる時は、白いワックスを装置の上からつけて下さい。

6)食事の後は必ず歯をみがいて下さい。歯みがきの上手な人ほど治療も早く終わり、素晴らしい歯並びが  待っています。
  (クリニックに来る時は、歯みがきを終わらせてから来て下さい。)

7)治療が予定通りに進むためにも、お約束の日や時間を守って、遅刻しそうな時や、どうしても用事のでき  てしまった時には、必ず事前に連絡をして下さい。

以上のことを守って、これからがんばりましょう!!